【振袖製作日記】#4 糸目糊置き

みなさんこんにちは!

振袖製作日記、第4回です👘今回は工房にお邪魔した際のお話です✨

今回は特に内容が盛りだくさんなので、お楽しみください!

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2020年6月頃、中野先生の工房である彩幸庵にお邪魔させていただきました。

工房に入ってまず目に入ったのは、吊るしてある長い生地です。

このように生地を吊るして柄を描いていくそうです。写真に写っている生地は袖の部分だけらしく、振袖を一着作るときに必要な長さは約16mにもなるらしいです😳

今回見学させていただいたのは、「糊置(のりおき)」という工程です。アオバナに描かれた下絵の輪郭に沿って、防染糊を置いていく工程です。

次の写真は小筒という道具に糊を入れているところです。なんとなくパティシエっぽいですよね!🍰

そして、次の写真が実際に糊置きをしているところです。写真にうつっている水色の細い線が、置かれた糊です。細かいですね・・・!型をつかって糊を置く型糸目とはちがって、一本一本手描きで糊をおいています。そうすることで、糸目の太さや味が毎回異なって、深みがでるんだそうです😶

糊置を見学した後は、すこし工房の様子を見せていただきました。

これは、生地を合わせてもらっている様子です

ずっと楽しみにしていた振袖(の生地)を実際にあててもらって、感動で涙が出そうになっています(笑)。

この写真は、スマホで色のイメージを見せてくださった様子です。

下描きの写真にタッチペンで色をつけておられました。スマホでイメージを見せながら「ここの縁の色は白にしようと思うんやけどどうかな?」「鮮やかな色の方がイメージに合いそう」と、私に合わせて完成形を一緒に考えてくださったのが、本当に嬉しかったです。振袖の完成がとてもたのしみになりました!!!

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おまけ:

空気中の水蒸気に反応して青花で書いた下描きが消えて言ってしまうから、とすごい勢いで生地を巻いている中野先生です😄

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今回の投稿は以上です、お読みいただきありがとうございました(・ω・)

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