【振袖製作日記】#5 花びらに色付け

こんにちは!振袖制作日記です!

今回からは、生地に色をつけていく工程です。

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糊置を見学させていただいたときから約4ヶ月がたった10月頃、中野先生がお花の柄に色をつけている様子を送ってくださいました!前回の様子をみて私が予想していたよりもとってもかわいくなっていて、びっくりしました😳工程が進むごとにどんどん素敵にしてくださってとても嬉しいです✨お花も葉っぱも、私の雰囲気に合わせて鮮やかな色にしてくださました!

生地に色をつけていくときに、花びらが立体的になるように工夫をするそうです。まず、ダンマルというもので花びらの部分を伏せます。ダンマルというのは、植物の樹皮からとれる樹脂の一種です。染料に使います。これを塗ると半分色が染まって半分色が伏せられるので、ニュアンスを上手く表現できます。ダンマルを使う染色は本当に難しいそうです。

そして、糊水を塗り、色を乗せていきます。芯の部分だけを濃くして、ふわっとぼかすことで上品な花びらになるそうです😶

花びらに黄色を乗せてから、さらに、胡粉に樹脂を混ぜたもので白い部分に濃淡を出していきます。この”胡粉ぼかし”をすることで、白と生地白(生地そのままの色)とのコントラストができて立体的に見えるようになるそうです。下の写真が、色をつけおわった牡丹の花の柄です。

ブワッと浮き上がっているように見えませんか?😆

型染めと違うところはこの立体感なんだそうです!私の振袖のために、こんなに色んな工夫を凝らしてくださってとても幸せです😌💕

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数日後、葉っぱまで染められた写真が届きました!緑の葉っぱの色が透き通っていてとても綺麗で、とても気に入りました✨柄一つ一つのグラデーションが入っていて、本当に素敵ですよね~!

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今回の投稿はこれで終わりです!お読みいただきありがとうございました。

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